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ちくマイらいふ
日常に温泉のある暮らし
レトロな温泉街を
居ながらにして満喫
千曲川左岸の戸倉温泉と上山田温泉、右岸の新戸倉温泉、全部あわせて戸倉上山田温泉といいます。昔から善光寺参りの精進落としの湯としてにぎわい、大正時代から温泉街が発展し、旅館や飲食店、芸妓屋や大衆演劇場が立ち並びました。
往時のにぎわいが今ではレトロな雰囲気を漂わせ、居ながらにしてタイムリープしたような旅気分を味わえます。路地がたくさんあって、お散歩するのも楽しいまちです。
外湯ならではの
コミュニケーション
千曲市には日帰りの湯がいくつもあり、戸倉上山田温泉には7つの外湯(共同浴場)があります。早いところは朝4時から、遅いところは夜中の1時まで、天然の湯にいつでも浸かることができます。
人それぞれ贔屓(ひいき)にする湯があって、好きな時間に入りに行くようで。自然と顔なじみができて、世間話に花が咲き、相談ごとも交わされます。お湯を介して子どもが地域に親しみ、社会のマナーを学ぶ機会にもなります。
季節ごとにうつろう湯
しかも源泉かけ流し
ほんのり硫黄が香る、天然温泉かけ流し。そこは共通するものの、源泉それぞれの泉質が肌に合うかどうか。ひなびた風情を好むのか、サウナやエステなど付加価値を求めるのか。お気に入りの理由は十人十色です。
色といえば、同じお湯でも季節によって色が変わるんです。毎日のように入っているから気づけることかもしれません。
戸倉上山田温泉
7つの外湯のほか、ホテルや旅館の内湯も含めると、数多くの日帰り温泉があります。まちなかに2つある足湯では、タオル片手に話し込む人の姿を見かけます。単純硫黄泉の肌にやさしいつるつる美肌の湯です。
自然豊かな里山のある暮らし
すぐそこにある
自分たちの里山
千曲市はまわりを里山に囲まれています。冠着山や鏡台山など、住む人それぞれお気に入りの里山があって、健康のために毎日登る人、犬を連れて散歩する人、朝に夕に、そんな人たちとすれちがいます。
北アルプスや北信五岳の名峰を望みつつ、すぐそこにある里山に親しむ——どちらも楽しめるのは千曲市ならでは。里山なら自然はより身近で、子どもと一緒に虫取りやお花摘みもできます。
身近だから
親子で楽しめる
山頂を目指す登山も楽しいですが、特に小さな子連れの場合、里山ならどんぐりを拾いながら、花を愛でながら、ちょうど良い山歩きが楽しめます。身近とはいえ、時にニホンカモシカに出会うほど、あるがままの自然が広がります。どうぞ熊除けの鈴は忘れずに。
大池のキャンプ場は、バーベキューの買い出しや日帰り温泉に立ち寄るのも車ですぐ。家族で週末に過ごしたり、子どもの習いごとの合宿で利用する機会も多いのです。
自然の宝庫は
楽しみの宝庫
春の訪れが遅い信州にあって、千曲市ではいち早くあんずの花便りが届きます。里山では芽吹きとともに、山菜が次々と顔を出します。実りの秋はまた忙しなく、果物狩りや栗ひろい、キノコ採りが待ったなし。まずは山菜名人やキノコ名人にならって、山に分け入るところから。
いわゆる「キノコ目」が身につけば、里山が宝の山に見えてくるでしょう。こういうのは子どもの方が得意かもしれません。
冠着山
冠着山(かむりきやま)は姨捨山(おばすてやま)とも呼ばれ、標高1,252メートル、千曲市では3番目に高い山です。冠着神社のある山頂からの眺望は素晴らしく、空気の澄んだ日には富士山も見えます。
一望する風景のある暮らし
自分たちの
住むところを知る
千曲市には、千曲川をはさんで東西の里山にいくつもの展望台があります。見晴らしの良いところには古墳や山城が置かれ、権威を知らしめるため、あるいは敵の襲来を知るため、為政者にとっては重要な地だったことがわかります。
今を生きる私たちにとっては景色を楽しむだけでなく、大人も子どもも自分の住むところを知ることにつながります。いざというときの防災対策も念頭に、家族で眺めてみてください。
月を見上げて
善光寺平を見下ろす
姨捨の棚田1枚1枚に映る「田毎(たごと)の月」は、都人が憧れて歌に詠み、松代藩の当主となった真田信之が自慢する手紙をしたためました。姨捨からは善光寺平が一望でき、市街の夜景も見事です。
善光寺平に住む人は、JRあるいは高速道路から昼でも夜でも帰路にこの風景を見ると「帰ってきたな」と感じます。昔も今も憧憬と郷愁を誘う風景なのです。
季節のめぐりと
自分自身を知る
何かをやり切った時、仰いだ先の勇大な山容が、祝福してくれているように感じます。落ち込んで下を向く時、高台に上ると、展望とともに視界が開けていくように感じます。日常の風景が、非日常をもたらす特別な瞬間です。
そこでは季節がうつろうように、自分自身もまた変わることができます。こういう経験は、大人だけでなく子どもにとっても、生涯の宝ものになるはずです。
城山史跡公園 荒砥城跡
室町時代にこの地を治めていた村上氏の支族である山田氏によって築かれた山城で、戦国時代には武田軍と上杉軍の奪い合いとなりました。戸倉上山田温泉のまちなみと千曲川の流れ、遠く北アルプスを望むことができます。
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地元の方々との交流も
楽しめました
担当者の情熱と親切な対応に
感謝しています
地域の温かさに触れ、
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