道端で見つける「地方移住」の深い魅力
皆さん、こんにちは。千曲市の移住担当で、このウェブサイトを心を込めて制作した「T」です。
18年前、長野県南信地方のひっそりとした村から就職を機にこの地へと足を運んだ私も、実は移住者の一人です。直近、2年間は東京(永田町付近)での単身赴任を経験し、その間に改めて、地方(千曲市)での生活、特に自然と共生する生活の価値を深く感じるようになりました。
都会生活にも四季の変化はありますが、地方での四季の感じ方には大きな違いがあります。充実した都会生活を送りながらも、自然との密接な関わりが足りないなと感じていました。特に、田舎で育ち、15年以上千曲市で生活してきたことを思うと、都会のアスファルトが覆う景色では季節の微妙な変化を見逃してしまいがちです。2年間の東京生活で、季節の変わり目の感受性が鈍ってしまったように思います。
しかし、千曲市に戻ってきてから、再び四季の変化を身近に感じられるようになりました。たとえば、庁舎への道すがらに目にする畑や田んぼは季節ごとに様変わりし、東京生活で始めた散歩の習慣もここで続ける中で、千曲川沿いから望む山々が見せる四季折々の風景が、改めて自然の美しさに目を向けさせてくれます。
この地方(千曲市)生活の中で、私が特に楽しんでいるのが山菜採りです。春には「わらび」「たらの芽」「こごみ」、秋には「ハナイグチ」「ショウゲンジ」など、季節ごとに異なる山の恵みを直接手にできる楽しみは、言葉では言い表せないくらいです。
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今年の冬は、寒い日と春のように暖かい日が交互に訪れるなど、例年とは異なる気候の変化を経験しました。それでも、春の訪れはしっかりと感じられます。通勤途中の畑で「ふきのとう」が芽吹き、休日の散歩で出会った「福寿草」が雪の中で咲いている様子は、地方での生活ならではの発見です。
地方移住の魅力は、自然との共生の中で見つかる日常の小さな変化や発見にあります。自然のリズムを感じ取り、四季の変化を肌で感じる生活は、都会では味わえない豊かな経験を私たちに提供してくれます。地方での生活は、自然とともに生きることの本質的な喜びを教えてくれます。
千曲市への移住をお考えの皆さま。ぜひ、一緒に千曲の四季を楽しんでみませんか?